作品名:釉裏金彩牡丹唐草文水指 ゆうりきんさいぼたんからくさもんみずさし


作者・時代:吉田美統 よしたみのり

認定・受賞・他:他:重要無形文化財保持者(釉裏金彩)

収蔵場所:藤原啓記念館

釉裏金彩とは、釉の下に金箔の模様を施す技法のことです。そのため、模様をこすっても金が落ちず、ずっと美しいまま金の模様を保つことができます。一万分の三~五ミリという、非常に薄い金箔を思い通りの形に切ることや、金箔の色が変化しないように低めの温度で、かつ、釉薬の焼き上がりも良くなるように調節しつつ焼く必要があることなどから、釉裏金彩は大変難しい技として知られています。