陶磁器のすがた-古陶磁と今-2019.11.16~2020.6.7
※会期変更 2019年11月16日~2020年7月24日

21世紀の世にあって、焼き物は今現在もあらゆる地域の人々によって作られ、
使われ、愛でられており、工芸の中でも最も普及度の高い素材と言えます。
それゆえにその系譜は多様性を極め、とくに中国、朝鮮、ペルシア、日本などの地域において紡がれた歴史の長さや豊かさは、真に目を見張るものであります。
本展覧会では、そうした意義の深い産地の古陶磁器の変遷を辿るとともに、
その文脈や技術、あるいは精神性といったものが現代の意匠において
どの様に表象されに至っているかという事情も、現代名工の陶磁器と併せてご感受いただきたく存じます。